【転職事例】「自分の売り方がわからない」転職エージェントの支援で憧れの事業会社を目指して(20代動画制作ディレクター)
DATA
応募社数:4
面接回数:2
転職支援期間:4か月
- 転職前
- 映像制作
- 転職後
- 動画制作ディレクター
――初めに転職しようと思ったきっかけを教えていただけますか?
大きく分けて2つあります。1つ目は会社の将来性がなくなってしまったこと。2つ目は事業会社で働くことへの憧れがあったことです。
1つ目はネガティブな理由になってしまうのですが、前職の経営状態がかなり悪化してしまったんです。経営陣にはそういった状況を改善する手腕がなく、ワンマンで現場をコントロールできていないように感じてしまって。その影響で、お客さんが本当に喜んでくれるクオリティのものを作る余裕がだんだんと無くなっていき、納品するだけが目的の映像制作が増えてしまいました。
……穴のあいた船に乗っていて、それを目の前にある仕事という桶で一生懸命掻き出しているような状態でしたね。
これだけ映像業界が盛り上がっているのに、「自分たちは何をやっているんだろう」「すごく時間がもったいない」「我慢してまでやるようなことじゃない」と思うようになり、転職しようと決めました。
――大変な状況でしたね。もう一つは事業会社への憧れということですが、こちらはいかがでしょうか?
事業会社を相手に映像制作をやってきたので、色々な事業会社と接する機会が多かったのですが……その影響でずっと事業会社で働くことへの憧れがありました。
私は採用系の案件を多く担当していて、例えば新卒採用のための映像を作るとなった時に、その会社のことを知ろうとするじゃないですか。それでその会社のことを深く知っていくうちに、その会社が社会に及ぼす影響、パーパス、ビジョンや指標を社内に浸透させ体現するための努力を会社として行っていること、そして前職にはそれがなかったことに気づいたんです。
そのせいか社員一人ひとりもそれぞれの目標やパーパスを持って輝いているように見えて、自分も目の前の案件に忙殺されるのではなく、自社のサービスや事業に想いを持って働きたいなと思っていました。
――Oさん自身も何か目標みたいなものを……?
一応持っています(笑)単純な話ですが、制作会社に入ったときは自分でカメラを回して、自分で編集できるようなディレクターになりたいという目標が第一にあったので、そこに向かって努力していました。常に変化を求めて、自分の成長を求めて働くことに価値があると思っていたし、すごく楽しかったんですよね。
でも周りの人にはそういう価値観自体なくて、共有できるようなメンバーが社内にいなかったんです。
自分の価値観をしっかり持っているような人が集まる会社なら、もっともっと色んな人の考え方を取り入れていけるじゃないですか。それがすごくいいなと思っていました。
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