Story | 課題
リモートワークやオンライン会議は効率的で利便性が高い一方、社員同士の結びつきやコミュニケーション減少による企業貢献意識の低下
国内大手の印刷会社である大日本印刷株式会社の従業員で組織する大日本印刷労働組合と共に、企業が過去から大切にしてきた挑戦の姿勢や思いを表現したオリジナル演劇を制作し、大日本印刷労組の定期大会にて無観客で上演。今後は当日撮影した演劇の映像を、DNPグループ内に広く展開。
コロナ禍に進んだリモートワークやオンライン会議は効率的で利便性が高い一方、社員同士の結びつきやコミュニケーション減少による企業貢献意識の低下という新たな課題も生み出しました。
大日本印刷労組ではコロナ以前から、社内外の交流企画や刊行物の刷新など、組合員及び従業員のエンゲージメントを高めるための様々な取り組みを実施してきたなか「会社が大切にしている思い」を史実に基づいて効果的に伝える手段として企業史演劇に注目。鑑賞した社員からは、「忘れていた新入社員の頃の思いを取り戻した。新しい感覚で業務に取り組みたい」「歴史を知ることで過去から挑戦をし続けてきた会社なんだと改めて感じた」「上司や同僚と仕事の価値について語り合いたいと思った」など、通常の研修では得られない感想が寄せられました。
■上演タイトル
「DNP 企業史演劇」
■主催
大日本印刷労働組合
■総合演出
日澤 雄介
■脚本
古川 健
■出演・劇団
劇団チョコレートケーキ
■企画・制作
株式会社クリーク・アンド・リバー社
▼企業史演劇PV
https://www.youtube.com/watch?v=dIFZQxJo8DQ
リモートワークやオンライン会議は効率的で利便性が高い一方、社員同士の結びつきやコミュニケーション減少による企業貢献意識の低下
組合員及び従業員のエンゲージメントを 高めるための取り組みとして「会社が大切にしている思い」を史実に基づいて効果的に 伝える
本演劇による研修で従業員同士の感想共有による一体感の醸成やモチベーション向上の相乗効果をはかる