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トップメッセージ


皆さまには、日ごろより格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

C&Rグループの第34期は、期初の計画にはおよばなかったものの、売上高・営業利益ともに過去最高の業績となりました。14期連続の増収、5期連続の増益となりましたこと、株主の皆さまをはじめ、関係者の皆さまの温かいご支援の賜物と心より感謝申し上げます。

コロナ禍が明けた2023年9月には、起業のきっかけとなったアフリカを40年ぶりに訪れました。当時TVディレクターとして活動していた頃、飢えと貧困の代名詞となっていたアフリカの村落を取材、食糧不足で子供たちが生きるか死ぬかという姿を目の当たりにしました。この子たちを助けるために自分にできることは、メディアとして世に問うことも大事だが、その一方でそこに水路をつくり、川から水を引き、作物を育てるノウハウを提供することも必要ではないか...。その時の強烈な想いをきっかけにクリーク・アンド・リバー社を創業しました。今回の旅で再び目に焼き付けた地平線に沈む真っ赤な太陽、それは昔とまったく変わらない風景でした。

アフリカには変わらない風景がある一方で、世の中はすさまじいスピードで変化を遂げています。 デジタル化の波や人工知能(AI)の進化はとどまることがなく、私たちの生活を一変させます。一説では生成AIはプロフェッショナルの仕事を奪うとも言われています。しかしながら、私たちはあらゆる変化を想定し、プロフェッショナルとAIの融合に向けたサービス開発を進めてきました。2,000名のクリエイターが在籍するC&Rクリエイティブスタジオとは別に、今年2月にはIT・デジタル人材を育成するアカデミーを内包した「C&R AI/DXスタジオ」を組成しました。クリエイティブとデジタルの融合はもちろんのこと、生成AIの要素を掛け合わせることによって、想像の域を遥かに超えるような新しい付加価値を生み出してまいります。

C&Rグループの事業領域は現在18分野。これを50分野へと拡大する目標に変わりはありません。人を中心にAIなどの新しい技術を携えて、これから10年先、50年先、100年先にも常に世に必要とされるサービスを生み出し、常に成長し続ける企業であるために、私たちは全力でチャレンジを続けてまいります。

C&Rグループの挑戦に、引き続きご注目ください。

株式会社クリーク・アンド・リバー社
代表取締役会長(CEO)
井川 幸広

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