クリーク・アンド・リバー社が運営するクリエイターのための情報サイト「CREATIVE VILLAGE」編集部は、路上や店先で放置されている段ボールから「段ボール財布」を作る活動を続ける段ボールアーティストの島津冬樹さんにインタビューを行いました。
「段ボール財布」が、価値のないものから価値のあるものへと生まれ変わらせリサイクルの先を行く概念“アップサイクル”(※)であるとして、その活動に注目が集まる島津さん。2018年12月には、その活動を追ったドキュメンタリー映画『旅するダンボール』も公開され、さらなる話題を呼んでいます。今回は、美術館での作品展示や、ワークショップを通じて、人々に気づきを与え、心を動かす島津さんに、段ボールへの想いやエピソードをインタビューしております。数々のエピソードは、あなたを段ボールをめぐる“旅と回想”へ誘うはず!ぜひ、ご一読ください。
※「アップサイクル」とは、サスティナブル(持続可能)なものづくりの新たな方法論の一つ。 従来から行なわれてきたリサイクル(再循環)とは異なり、単なる素材の原料化、その再利用ではなく、元の製品よりも次元・価値の高いモノを生み出すことを、最終的な目的とする。
●捨てられてしまうものへの好奇心が、驚きと感動の扉を開く―段ボールアーティスト 島津冬樹さん
・偶然作った段ボール財布から素材の魅力にはまる
・環境への問題意識だけでなくモノへ向き合う姿勢の大切さを伝えたい
・モノを愛する気持ちの大切さを活動を通じて伝えていく
▼インタビューはこちらをご覧ください
■段ボールアーティスト 島津 冬樹(しまづ・ふゆき)
1987年、神奈川県生まれ。2012 年多摩美術大学情報デザイン学科卒業。 2015年、広告代理店を経てアーティストへ。 2009年より路上や店先で放置されている段ボールから、財布を作る”Carton”をスタート。現在では国内外での展示やワークショップを開催している。また日本のみならず、世界30カ国を周り段ボールを集め、コレクションしている。
【公式サイト】http://carton-f.com/