当社は、2020年4月9日付当社「決算短信」において発表いたしました、2021年2月期(2020年3月1日~2021年2月28日)の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大による影響を数値化することが困難だったため、その影響を織り込まずに発表いたしました。今般その影響額が概ね見通せてきたため、下記の通り業績予想を修正いたします。
記
1.連結業績予想数値の変更
2021年2月期 (2020年3月1日~2021年2月28日)
(単位:百万円、%)
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売上高 |
営業利益 |
経常利益 |
親会社株主に 帰属する 当期純利益 |
1株当たり |
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円 銭 |
前回発表予想(A) |
40,000 |
2,600 |
2,600 |
1,600 |
74 72 |
今回修正予想(B) |
36,700 |
2,300 |
2,300 |
1,400 |
63 08 |
増減額(B-A) |
△3,300 |
△300 |
△300 |
△200 |
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増減率(%) |
△8.2% |
△11.5% |
△11.5% |
△12.5% |
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(ご参考)前期実績(C) (2020年2月期) |
32,946 |
2,083 |
2,103 |
1,359 |
63 60 |
増減額(B-C) |
3,754 |
217 |
197 |
41 |
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増減率(%) |
11.3% |
10.4% |
9.3% |
3.0% |
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2.業績予想修正の主な理由
2021年2月期の連結業績(営業利益)における期初予想との差異の主な要因は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う減益要因が約7億円生じる見通しであることによるものです。一方、既存事業を中心に、計画を約4億円上回ることが見込まれることから、結果として期初予想を3億円下回る見通しです。
具体的には、医療分野における全国各地でのイベントの中止、緊急事態宣言下における百貨店や飲食店の休業等に伴うファッション・食領域における需要の激減、VR機材における中国サプライチェーンの停止に伴う注文キャンセル及び、会計・法曹分野を中心とした人材紹介事業において、クライアントの採用選考における著しい遅延並びに採用計画の見直しが生じたこと等が、減益要因となりました。
一方、当社グループの中核を担うクリエイティブ分野(日本)を中心に、替えの利かないプロフェッショナル領域におけるエージェンシー事業及びライツマネジメント事業が予想を上回って推移し、経費の効率化等と併せ、コロナ禍においても前期実績を上回る着実な成長が見込めております。
以上により、2021年2月期の連結業績につきましては、期初予想を下回る見込みとなりましたが、グループとして売上高及び各利益項目において前年実績を上回り、過去最高の業績を達成できる見通しです。
今後、更なる修正が必要となった場合には、速やかに開示いたします。
以 上
(注)業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき当社グループで判断したものであり、潜在的なリスクや様々な不確定要素が含まれております。そのため、様々な要因の変化により、実際の業績は、記載されている予想数値と異なる可能性があることをご承知おき下さい。