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IT分野のグループ会社 リーディング・エッジ社 Cloudera ㈱と包括的パートナー契約を締結
~業務提携で企業のESGデータベース構築をサポート~

2022年04月11日

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株式会社クリーク・アンド・リバー社

プロフェッショナル・エージェンシー事業を展開する株式会社クリーク・アンド・リバー社(以下C&R社)のIT分野のグループ会社である株式会社リーディング・エッジ社(以下LE社)は、ハイブリッド・データ・クラウドの実現をめざすCloudera株式会社と包括的なパートナー契約を締結し、Clouderaのビッグデータ統合プラットフォーム「Cloudera Data Platform」(CDP)を基盤にLE社のエンジニアリソースを組み合わせ、企業のESGデータベース構築をサポートする業務提携を2022年4月1日(金)より開始いたしました。

CDPは、容易にデータの収集や分析ができ、AI(人工知能)/ML(機械学習)の活用までを完結できるビッグデータ統合プラットフォームです。今回の業務提携では、ClouderaがCDPを提供し、LE社がESGデータ基盤を構築・運用するための開発やコンサルティング、教育、人材の派遣などのエンジニアリソースを提供いたします。本サービスにより、企業はCDP Public Cloud を使用し、モデラーを含むデータサイエンティストの派遣やコンサルティング、教育サービスを受けながら、日本向けのAI/MLプロダクトを開発することが可能になります。

昨今、世界的なカーボンニュートラルへ向けた活動の増加により、日本においてもESG投資金額も増加し、企業への投資判断の指標となるESGスコアの算出についての重要性が年々高まってきています。その算出に必要となるデータベース環境の実現には、(1)ESGスコアやカーボンニュートラル (2)データベース運用 (3)データ連携などの要件が必須となり、企業はESG経営実現のため、様々なインタラクティブデータを収集しデータウエアハウスの構築や自社サービス基盤のデータ化、AI/MLのためのモデラーの人材確保などが課題となります。

また、Clouderaが行った調査「グローバルAIキャンペーン」*によると、「世界のナレッジワーカーの77%が、自分の会社はAI/ML/データ分析技術のために、社員の再教育に十分な投資を行っていると考えているのに対して、日本では53%という水準であった。」とあるように、世界と比べて日本ではまだ、AI/MLプロダクトの開発やデータ分析技術への社内投資に遅れが目立つ状況です。今回のClouderaとのパートナー契約により、そうした企業に対するエンジニアリソースの提供と、ソリューション開発支援の同時進行が可能となりました。両社は今後、この業務提携を通じて、日本におけるESGに対する企業の取り組みを後押しするとともに、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

*本調査の結果は、16か国、1,000人以上の組織に所属するビジネス意思決定者2,213人とナレッジワーカー10,880人対象に2021年8月に実施したものです。
https://www.cloudera.com/content/dam/www/marketing/resources/whitepapers/cloudera-global-ai-report.pdf?daqp=true


業務提携概要



Cloudera_LE_main02_re.png■締結日
2022年4月1日

■内容
Clouderaのビッグデータ統合プラットフォーム「Cloudera Data Platform」とLE社のエンジニアリソースの提供を組み合わせたパッケージサービス。ESGのデータベース構築に必要な基盤とエンジニアリソースを提供します。

■ 「Cloudera Data Platform」とは
あらゆるクラウド、分析、データのために設計されたハイブリッドデータクラウドです。オンプレミス環境とパブリッククラウドをシームレスに接続してハイブリッドデータクラウドエクスペリエンスを実現することで、主要なパブリッククラウドとプライベートクラウドのデータライフサイクルを管理し、安全性を確保します。
https://jp.cloudera.com/products/cloudera-data-platform.html


【LE社 代表取締役社長・星野 直彦のコメント】 
LE社は、ITに関係する開発と人材業、そして教育事業のハイブリッドのモデルミックスで、エンジニアをサポートし、様々なお客様の依頼も応えていくことを使命としております。今回の包括提携により、弊社の開発・教育・人材を中心としたエンジニアリソースを活用し、社会課題となっているESGデータベース構築をCloudera社と一緒に推進してまいります。

【Cloudera社長執行役員・大澤 毅氏のコメント】
世界のESG投資残高を集計しているGSIA(Global Sustainable Investment Alliance)によると日本国内のESG投資金額については、2020年には約310兆円となっており、弊社では、ESGスコア算出の為のデータ基盤の構築は急務と考えております。今回の包括提携により、LE社様の持つエンジニアリソースと弊社のCDPの連携が可能になります。オンプレ*などのプライベートクラウドのみならず、パブクリッククラウドの両方にアプローチできる業界屈指のハイブリッド・データ・クラウドが実現できるプラットフォーマーとして、ESGデータベース構築を推進していきたいと考えております。
*オンプレミス。自社運用するサーバーやソフトウェアなどの情報システムのこと。

【本サービスに関するお問い合わせ】
株式会社リーディング・エッジ社
担当:管理本部
E-Mail:ask@leadinge.co.jp



■Cloudera株式会社 会社概要
本  社 :東京都中央区京橋二丁目2番1号 京橋エドグラン 26階
設  立 : 2012年4月
代 表 者:社長執行役員 大澤 毅
U R L :http://jp.cloudera.com(Webサイト)
https://blog.cloudera.jp/(日本公式ブログ)
https://twitter.com/clouderajp(Twitter)
https://www.facebook.com/clouderaJP(Facebook)


Clouderaは、データの力によって、今日不可能なことを明日可能にできると信じ、ビッグデータの価値を世界に伝え、オープンソースコミュニティの絶え間ないイノベーションを原動力とする業界とエコシステムを作り上げました。Clouderaは、業界をリードする企業である世界中のあらゆるお客様の所有する複雑なデータについて明確かつ実用的な洞察に変換する力を提供します。企業はハイブリッド・データ・クラウドプラットフォームを通じ、データがどこにあるかにかかわらず、それを必要とする方々にお届けすることで、データ駆動型の未来を築くことが可能になります。

この件に関するお問い合わせ

株式会社クリーク・アンド・リバー社 経営企画部

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